人事部員におすすめの無料メールマガジン

この記事では人事部で働く人におススメの無料メルマガをご紹介します。
人事部員は労働法の改正だけでなく、マーケット情報や年金制度改革など多様な情報をフォローし続ける必要があります。
そんな多様な情報にアンテナを向けるきっかけとしてメルマガはとても役立ちます。

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Mercer(マーサー)の「コンサルタントコラム」

世界最大の組織・人事マネジメント・コンサルティング会社「Mercer」。
人事制度構築やM&Aなどのコンサルティングを行っているグローバル企業です。
給与関係ですと、全世界で実施されている「総報酬サーベイ(TRS)」が有名ですね。
多くの外資系企業がこの調査に参加しています。

そんなMercerは数種類のメールマガジンを発行しています。(もちろん無料)
おすすめなのが「コンサルタントコラム」です。

【配信頻度】

毎週金曜日 (最近は不定期?)

【概要】

マーサージャパンで働くコンサルタントが執筆する人事や資産運用に関するコラム

【テーマ例】

「資産運用のリスクとチャンス2019」
「成果につなげるエンゲージメント調査」
「日米の確定拠出年金制度の位置づけ比較」

【特徴】

Mercerの日本人コンサルタントが執筆しているため、グローバルな視点から日本企業の問題点が書かれています。

人生100年時代における持続可能な年金制度

例えば、この↑記事では、マーサーがグローバルで独自に調査した年金指数をもとに、日本の年金制度を評価しています。
デンマークやオランダの年金制度を紹介しながら、日本の年金制度の問題点を指摘しています。

【こんな人におすすめ】

日本企業の人事に関する問題点について、グローバルな視点から考えてみたい人。

【登録方法】

https://www.mercer.co.jp/our-thinking/consultant-column-index.html

↑リンク内の「配信登録フォーム」より登録

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「厚生労働省人事労務マガジン」

厚生労働省もメールマガジンを発行しています。
題名は「厚生労働省人事労務マガジン
人事労務担当者向けに、厚生労働省の取り組みをPRしています。

配信頻度

毎月1通 (定例記事と特集記事各1通ずつ配信)

概要

・法律改正の通知
・助成金やセミナーなどの案内

トピックス例

「「36協定届等作成支援ツール」無料公開に関して」
「無期転換ルールへの対応について」
「各種シンポジウムの開催案内」

特徴

厚生労働省の取り組みをPRするためのメールマガジンです。
行政の広報誌的役割ですので、読み応えはありませんが、法改正など知っておくべき情報がフォローされています。

このリンクからバックナンバーが読めますので、興味のある方は読んでみてください。

法改正があった場合、労政時報などの専門誌で大々的に特集が組まれます。
詳細はそこで学べるのですが、何ページにもわたって書かれているので、読む気が失せちゃうんですよね。。
こちらのメルマガで、概要を先に学んでおくと専門誌も読みやすくなります。

また、厚労省主催の無料セミナーは(意外と?)頻繁に開催されています。
民間企業主催の有料セミナーに参加する前に、同じようなセミナーが実施されていないかチェックしてみるのもよいでしょう。

こんな人におすすめ

法改正や厚労省の取り組みをリアルタイムで把握したい方。
厚労省のセミナーを知りたい方

登録方法

https://merumaga.mhlw.go.jp/

↑リンク内の「新規登録」より登録

JILの「メールマガジン労働情報」

労働政策を研究している「労働政策研究・研修機構」。
略してJIL(ジル)と呼ばれています。
労働政策の研究だけでなく、労働大学を開催していることでも有名です。
過去に筆者も、この労働大学に参加して、大変勉強になりました。
体験記はこちらの記事にまとめています。

【体験談】東京労働大学総合講座を受講した感想

このJILが発行する「メールマガジン労働問題」は、昨今の労働に関する流れをフォローするのに、大変優れています。

配信頻度

毎週2回 (水曜日と金曜日)

概要

・政府や民間の統計調査の概要
・労使に関する判例の紹介
・個別企業の働き方改革の紹介
などなど内容は多岐にわたっています。

こちらのリンクで過去の記事を読むことができます。

特徴

このメルマガを読めば、労働に関する昨今の流れは全てフォローできるのでは?とさえ思える圧倒的な情報量と幅の広さ。

政府が発表する統計調査(毎月勤労統計調査や景気動向指数など)だけでなく、
リクルートや帝国データバンクが公表する民間調査も併せて紹介してくれます。
更に、個別企業のユニークの働き方改革や、労働に関する判例の概要なども紹介してくれます。

忙しい人はとりあえずこのメルマガを読んでおけば、大丈夫そう
そんな風にさえ思えるメルマガです。

こんな人におすすめ

最新の調査結果や判例、行政の動きを把握したい人

金融機関の資産運用メールマガジン

DCの運営管理機関など金融機関が提供する資産運用メールマガジンはとても充実していて勉強になります。
私自身、今まで複数の金融機関のメルマガを読んできました。
その中で特に重宝したのが、「三菱UFJ信託銀行の年金メールマガジン」です。

このメルマガは種類が豊富なため、用途によって使い分けることができます。

【三菱UFJ信託銀行のメルマガの種類】
・Daily Market Report
・Weekly Market Report
・年金運用Monthly
・資産運用情報
・DCニュース
・DB年金事務ニュース

この中から自分の読みたいメルマガを選ぶことができます。

会社宛のメールに日々のマーケット情報が送られてきたので、ネットで情報をチェックする手間が省けました。
同社の資産運用のプロが昨今のマーケットを解説してくれるので、専門的な知識に触れることができます。

ただ、退職金業務を提携している企業向けのため、だれもが登録できる訳ではありません。
あくまで参考としてご紹介したまでです。<(_ _)>

提携先の金融機関には必ずこのようなメルマガがあるはずですので、未登録の方はチェックしてみることをお勧めします。

また、自身の経験では、営業に来られた未提携の金融機関の方と仲良くなり、メルマガを登録させてくれたこともありました。
(その企業とはその後も提携していないのですが。)
営業に来られた金融機関は後々頼りになることがありますので仲良くしておくことをお勧めします。


いかがでしたでしょうか。
読者にとって「このメルマガに登録してみよう!」と思えるものがありましたら幸いです。