社会保険

【2019年】共済組合の積立貯金利率・都道府県別ランキング

年0.001%

この数字は、三菱UFJ銀行の普通預金の金利です。(2019年9月24日現在)

こんな超低金利の時代に、公務員が加入する共済組合の貯金制度は未だに利率がとっても高いことをご存知でしょうか。
組合によっては2%の利率が適用されるところもあるそうです。

三菱UFJ銀行の普通預金と比べると2,000倍!!
公務員の共済組合はやっぱり恵まれているなぁ。

そこで今回は共済組合の貯金利率ランキングを調べました。

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そもそも共済組合とは?

そもそも共済組合とは?
公務員以外の方向けに簡単におさらいします。

一般のサラリーマンが健康保険組合に加入するのに対して、公務員は共済組合に加入します。
そして、共済組合は一つではなく、いくつもの共済組合があります。
例えば、「文科省共済組合」、「国土交通省共済組合」など。

地方公務員の場合は、「千葉県市町村職員共済組合」・「神奈川県市町村職員共済組合」などのように、47都道府県毎に共済組合が分かれています。

そもそも共済組合の積立貯金とは?

それぞれの共済組合は独自の貯金事業を行っています。

だいたい以下のような要領で行っています。(↓は代表例です)

●貯金の種類:積立貯金(給与から天引き)
●加入資格:組合員
●募集時期:年2回
●利息の計算:半年複利
●利息の決定:組合ごと(年に1回見直し)

共済組合が集めた貯金は独自に運用をして、貯金加入者の利率を決定しています。
今回の調査で共済組合ごとにその利率が大きく異なることが分かりました。

【市区町村別】共済組合貯金利率一覧

それでは、その調査結果を見てみましょう。

都道府県共済組合 貯金利率
北海道 不明
青森県 不明
岩手県 不明
宮城県 1.00%
秋田県 1.25%
山形県 不明
福島県 0.60%
茨城県 1.68%
栃木県 1.50%
群馬県 不明
埼玉県 1.60%
千葉県 2.10%
東京都 不明
神奈川県 1.52%
新潟県 0.70%
富山県 1.20%
石川県 1.00%
福井県 1.00%
山梨県 1.20%
長野県 不明
岐阜県 不明
静岡県 不明
愛知県 1.00%
三重県 1.02%
滋賀県 不明
京都府 0.60%
大阪府 不明
兵庫県 0.90%
奈良県 1.10%
和歌山県 1.00%
鳥取県 0.80%
島根県 不明
岡山県 1.00%
広島県 0.80%
山口県 1.00%
徳島県 1.10%
香川県 0.80%
愛媛県 1.00%
高知県 0.75%
福岡県 不明
佐賀県 0.60%
長崎県 0.80%
熊本県 不明
大分県 0.70%
宮崎県 0.40%
鹿児島県 不明
沖縄県 不明

「不明」と書かれているのは、ホームページ上で一般に公開していない組合です。
ログインを求めてくるところがほとんどで、組合員のみに利率を公開しているようです。

どなたかご存知の方がいらしたら教えてください。_(._.)_


2019年に、高知県の利率が一気に半減させられていました。
低金利の時代のため、今後利率が下がっていくことが予想されます。
詳しくはこちらの記事にまとめています。↓




共済組合貯金利率ランキング TOP5

利率が高かったTOP5は以下の通り。

順位 都道府県 貯金利率
1位 千葉県 2.10%
2位 茨城県 1.68%
3位 埼玉県 1.60%
4位 神奈川県 1.52%
5位 栃木県 1.50%

もっとも高い利率だったのは、千葉県の共済組合
なんと利率は2.1%

下手に株や投資信託に手を出すより、貯金した方が大きなリターンを得られそうな利率ですね。
うらやましい。。

その他の共済組合の積立貯金利率

市区町村以外の共済組合はホームページが公開されていないところがほとんどです。
特に、国家公務員の共済組合はほとんど見つかりませんでした。
唯一見つかったのは文部科学省の共済組合。
また、私立学校教職員が加入する私立学校共済組合でも確認できました。

共済組合 貯金利率
文部科学省 0.30%
私立学校共済 0.25%

都道府県の共済組合と比べると見劣りしますが、それでもかなり高い利率です。

利率が高いことで有名な楽天銀行やイオン銀行(イオンカードセレクト)でも、普通預金で0.1%程です。
しかも、クレジットカード作成や証券口座と連携するなどの条件があります。

文部科学省の職員なら、その3倍、
千葉県の公務員なら、その21倍の利率を無条件で受けることができるのです。

共済組合の貯金利率がどれだけ高いかお分かりいただけましたでしょうか。

なぜこんなに利率が高いのか?

それでは、銀行に比べてなぜこんなに利率が高いのか?
埼玉県共済の資料によると、埼玉県の共済組合は集めた資産の内8割以上を、国債や地方債などの有価証券で運用しているようです。更に、株式の運用は一切行っていないようです。

この運用方法で埼玉県の場合、1.8%の利率を実現しています。
人件費や運営費などの経費を考慮しなかった場合、これぐらいの利回りを達成できるということなのでしょうか。
銀行の利率が単純に低すぎるだけなのかもしれません。
(この点について詳しい方がいましたら、ご教授いただけますと幸いです。)

公務員はイデコ始めるより積立貯金をやっていた方が良いのでは?

2017年1月から公務員にも個人型確定拠出年金(イデコ)が対象になりました
しかし、ここまで高い利率の積立貯金がノーリスクで利用できるなら、下手にイデコで投資信託を買うより、貯金していた方が良い成績をおさめられるのではないでしょうか。

そう思えるぐらいうらやましい利率です。


【おすすめ記事】

共済組合の健康保険料率(短期給付掛金率)ランキング【都道府県・各組合別】

コメント

  1. より:

    管理人さんへ。共済組合の利率が高いのは、共済組合運営のための共済費が別途毎月天引きされているからですよ。これは共済貯金を使っている人も使っていない人も強制的に天引きされます。共済組合の貯金事業の事務費(運営費)はこの共済費から賄われますので、貯金運用から賄う必要が無いため、利率が高いという仕組みです。見た目上は利率が高いですが、全組合員から毎月強制天引きという安定的な維持管理費が手に入るので、一番得しているのは共済組合の職員なのでは?と思います。

    • たま川 より:

      た さん
      教えていただきありがとうございます!
      運営費は別に賄われているため、この利率を実現できていたのですね。
      一般の金融機関は運営費も考慮して利率を決めているのに対して、共済組合は別途徴収しているので純粋な利回りに近い利率を実現できているということなのですね。
      勉強になりました。

      たま川

  2. より:

    給料から天引きされる「共済費」は、貯金事業の事務費に使われることはあり得ませんよ。
    給料天引きの「共済費」は、健康保険の医療給付や、厚生年金のための費用、疾病予防のための事業費用に限られています。
    会計もきちんと区分されていて、貯金事業の必要な事務費などは、貯金事業をしている人から集めた資金を国債、社債など信用機関から一定の格付け以上を得ているもので運用し、その運用益で賄われています。
    当然、税金が投入されているなどということもございません。
    利率が高いのは過去の高利回りの有価証券を保有していることが主な要因です。

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